2007/05/ 9 (水)
2007/05/ 9 (水)
農地が大切な理由
晴れ 気温21度 湿度61% AM8:00 撮影 M7982(!!)
おはようございます。すっかり晴れて気持ちのいい朝です。富士山は薄めの雲におおわれて
みえません。
さて
今日は一日I-Villageでミーティングを行っています。東京へは行きません。
昨日の日経TOPに「農地取得 株式と交換」の話がのっていましたね。
遊休農地や相続人のない農地を企業が20年間定期借地し、利益を上げれば配当収入がOK
となり、政府は5年をメドに全国の耕作放棄地をなくす目標を設定だそうです。
気を抜くと、『あきたこまち』の袋には○○自動社の社名が。。
なんてことになるかもしれませんね。
○○県の農地の80%は、○○○株式会社が保有。なんてことも。。こわー。
農地を大切にしなければならないことは当然ですね。
米の場合、1年稲作を休んだだけで、その土地は10年だめだそうです。
土の中にいる微生物がいなくなってしまうからでしょうか。
まず、日本人の原風景に、田舎の稲作などのたんぼの風景がある。ということを
忘れてはいけません。
なんとなく懐かしい、それでいて、新鮮な、たんぼや畑だらけの風景は、これからも
ずーっとなくさないで活かし続けてほしいものです。
日本人は農耕民族です。アングロさんたちのようは開拓民族ではありません。
狭い土地に住みながら、まわりとの共生を図りながら、自然や動物のなかにある
すべてのものを唯物神として信じ、自然の中には八百万(やおよろず)の神が宿る
として、生きてきました。
グローバル社会になったこれからもおそらくこの日本人のDNAは変わらないでしょう。
というより、グローバル社会だからこそ、日本人たるものは何なのかをしっかり
勉強し、感じ、生活感の中に取り入れる必要があると思います。
自分の国のことを深く知ってこそ、国際人と言えるからです。
稲作をやったことがない人や八百万の神の説明ができない人が、どれだけ頭がよくても、
グローバルで尊敬されるはずがないと思います。
ビジネスでも勝てるはずがありません。(一時的に勝ったとしても。。)
そういう意味では、今回の政府の判断は、間違った運用をしなければ、いい方向に
向くかもしれません。
間違った運用をしそうなのは、大企業のほうですが。。(汗)
ちなみに私たちは全然違う農地の利用方法にすでに着手してます。
内容はまだ書けませんが、近い将来びっくりすることが発表されると思いますよ。
みなさんは農地に対してどんな思いがありますか?
さあ
東京ではスタンダップが始まったころでしょうか
こちらもI-Villageに行くとしましょう。