2007/04/19 (木)
2007/04/19 (木)
教育の効果測定は何のためにあるか
晴れ 気温11度 湿度41% AM7:30 撮影 M8085
おはようございます。今日は久しぶりの晴れ。富士山も姿を現しましたよ。
雲で半分隠れていますが、クリアーでスッキリですね。でも寒いですね。
さて
今日は午前中は、とある企業にいって、女性の活用について話し合います。
午後は、とある企業にいってクレド経営の分科会について話し合います。
夕方には、I-Villageから開発者が来社し、これからのITについて話し合います。
今日は教育の効果測定は何のためにあるか、について書きましょう。
企業内で行われている研修は、「やりっぱなし」が多いですね。
とくに、ヒューマン系の研修では、現場に戻った後に、
研修を活かした行動ができるか(変わるか)が、目的なのに、
やった後になにもフォローしていない場合が目立ちます。
これでは教育の投資の無駄ですよね。
しつこいですが、研修後の行動変容まで責任を持つことは、
ヒューマン系研修の「課題」ではなく、「目的」なんです。
<これがわからない人や、わかっても研修を改善しない人は、
教育という仕事に携わらないでほしい。くらい思っています>
なぜそこまでこだわるの?ですか。
受講生の立場にたったら当たり前です。
時間を割いて、せっかく参加した研修。自分の仕事のパフォーマンス向上に
つなげ、よりよい生活を送りたい。と受講生は、思っているからです。
<思っていない人がいたら、それは研修の企画と告知の方の問題。
受講生の問題ではありません>
それくらい研修に携わる人はプロフェッショナルが求められると思います。
どうでしょうか。
特に最近よく行われているコミュニケーション系の研修が気になります。
もっとも、「やりっぱなし」にしてはいけない分野なので。。。
昨日午前中はとある大学で、Netmanのサービスのケイタイを使った授業を
サポートしてきました。(私の3分間のプレゼンの時間もあったんですが。。)
「さあケイタイを出して。みんなの意見をアンケートに答えてね。」
と先生が言ったとき、学生たちの目が輝き、前のめりになるのが
分かりましたよ。明らかに参加意欲が上がっていました。
そのあと、研究室で、他の先生とも話したんですが、
「学生を授業に『集中させて、おしゃべりさせず、参加意識を上げる』
のは、授業を設計、実施する先生という職業の責任だよねー。
と話しました。
お互いの授業を公開しあうってのも大事だよね。とも話しました。
大学の授業も企業内で行われる研修も同じ教育であれば、
学ぶ人が中心であるべきだし、学ぶ側の責任にしてはいけない
設計・運営側の責任も多くあるということですね。
そういうふうに考えれば、『教育の効果測定は興味ない』
という人はいなくなると思います。。
だって学ぶ人のためのものなんですから。。
さあ
涼しい風をうけにベランダに行きたいと思います。
東京はまだ静かでしょう。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」