2007/04/18 (水)
2007/04/18 (水)
「見る」とは
曇り 気温12度 湿度45% AM7:50 撮影 M8185
おはようございます。すっかり雨が上がりすっきりした朝ですね。富士山は見えませんが
山々ははっきり見ることができます。
さて
今日は朝から直行で、とある大学の授業の支援に行きます。昨日とは別の大学です。
午後夕方からは、パートナー説明会があります。
昨日は、とある大学の授業の支援でした。Nemanのサービスを使ったものです。
どんなものかは、今日ポータルが上がるはずなので、NetmanHomepageから
ご覧下さい。
今日はその授業の中の話をしましょう。
授業は「幼児教育」の専門科目でした。初回の授業だったので、ガイダンス的な
ものもありましたが、早速授業にも入っていました。その中で、
「見る」
ということが何なのか?を先生は説いていました。
とある有名な絵画(女性が牛乳を大きなつぼからつぼに入れかえている絵)を見せて、
「この絵に出ている女性は今どういうときか?
牛乳を注ぎ始めか。途中か。終わりかけか。」
と聞くのです。(入れている側のつぼは見えません)
学生の反応は、
1.注ぎ出した直後 29%
2.注いでいる最中 19%
3.注ぎ終わる直前 52%
と意見が割れました。
(120人もの学生の意見が瞬時にわかる秘密はNetmanのサービスにあります。。)
正解は3なんですが、もう一度、注意深くその絵を見てみると、確かに、
その証拠が随所にあるのです。
そこで先生は
「見る」ということは
・その前に起きているであろう事柄を想像し(過去)
・今を観察し(現在)
・これから何が起きるかを想像する(未来)
という、時間の流れでどうなるかがわかることである。
と説きました。
続けて、幼児教育を行う人間の心構えとして、
その幼児がしている(例えばおもちゃを幼稚園から持って帰ってきちゃった)こと
を、しっかり「見る」ということをしなければ、正しい育成などできない。
とのことです。
どうでしょう。ドキッ!とする授業ですね。
確かに、私たちは日ごろ、目の前の起きていることだけを捉えて
いろいろ考えたり、言ったりしています。
その前に何があったのかを想像し、しっかり今を観察し、
その先に起きることを想像して、思考、言動しなければなりませんね。
ビジネスにもサービスに対することやリスクマネージメント対することに
つながる話だと思います。
みなさんは「見る」ことを行っていますか?
さあ
そろそろ出発したいと思います
東京はまだ出勤が始まっていないでしょう。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」