2007/04/ 6 (金)

2007/04/ 6 (金)

子育て女性を活かすとは。

晴れ 気温14度 湿度45% AM6:50 撮影 M81086
070406.JPG
おはようございます。今日はいい富士山が見えてますよ。まっしろで美しいので
いつもより拡大して撮りました。ご堪能下さい。

さて
 今日は午前中は、とある大学からお客様が見られ、ケイタイを使った授業のデモを
 ご覧いただきます。午後は、とある企業のマネージャクラスへのICTへの導入の
 コンサルティングに行きます。夕方はI-Villageへ行きポータルの完成に向けて
 最後のライティング支援を行います。

今日は行きの新幹線で、古い友人に久しぶり(数年ぶり)に偶然会いました。
この友人は、子供を2人抱え、子育てしながらも、新幹線通勤しながら、
とある企業で仕事を行っている女性です。

話は女性の働きやすさになり、彼女の話はこうでした。

 ・最近優秀な女性の部下がいなくなりそうだ。
  きっかけは、その女性へのマネージャークラスの風当たり。
  まかせた仕事がうまくいなかい責任をすべてその部下に
  丸投げしてくから、やる気がなくなったようだ。
 (ちなみにこの部下も保育園児をもつ母親)

 ・「毎日9:00には出勤し、土日も出るような仕事をしてくれ」
  ってマネージャーは言う。でも「子育てしている女性は関係ない」
  とも言う。
  でもそんなこと言われても、周りにあわせるしかない。と思っている。

 ・最近社長が、急に「現場力だ。」といい始めたが、中間管理職が、
  下の意見を上に上げるだけの仕事にしており、なんらジャッジメント
  をしないので、なんら変わる予感がしない。

 私は 「文化を変えないとね。」と言いました。
  文化って、役職者の行動と言動で90%は作られていますので。
 そして「文化って測れないと思っていても測れるんですよね」とも言いました。
  測れないとマネジメントできないですもんね。


おりしも、今日の日経新聞のTOP記事が、
 ・ワークライフバランス(仕事と家庭の両立)や、
 ・女性の就業率UP
のことが乗っています。
 女性の結婚や育児をきっかけにした退職は、実は、支援という側面でなく
 「周りの行動言動で作られている『文化を変える』」という側面がなければ
 うまくいかないんですね。

そして、女性を弱者と考えるのではなく、ハイパフォーマーとして活用するという
 考えでなくてはいけません。

最後にその彼女が言った言葉が耳に残りました。
 「女性のほうが生産性を考えて仕事をするよね。」 
 「これだめだ。と思ったら、他の人に『これお願い』って言うもん」 
 「男の人は、残業してやればいいとか土日でやればいいって言うけど
  私たちには大事な子育ての仕事が待っているからね。」

みなさんの会社の女性たちは活用できているでしょうか?

さあ
 スタンダップが終わったようです。4階に上がるとしましょう
 今日も元気に「いってらっしゃーい」