2007/02/20 (火)

2007/02/20 (火)

OUTPUTは責任感を映す鏡

曇り 気温9度 湿度53% AM8:00撮影
070220.jpg
おはようございます。曇って山もあまり見えません。なんかスッキリしないですね。
スカーって晴れるのは明日かな。。

さて
 今日は一日I-Villageで開発作業を行います。最近R&Dにいることが多いですね。
 と良く聞かれますが、I-VillageにはR&Dの機能と、Web運営の機能を移管している
 からです。次は事務周りのシェアードサービスを移管すべく業務設計を行って
 います。

 結果、東京はサービスセンター(拠点)となり、設計されたプロセスの中で
 ハートフルにお客様にアナログの応対を行う場所のみになるというのが
 今年度当初から行っている組織図的な方向性です。来月には完成させます。

最近、「納期が事前に開示されているOUTPUT」がない仕事は、ありえない
と考えるようになりました。OUTPUTを周りと共有しないことも、ない、と同じことです。
(昨日のこの日記の「正しく伝わらないと言ったことにならない」と同じですね)

事前デットラインを示したOUTPUTがないことは
 ・納期を自分勝手に変えてしまう
 ・周りに育まれない
 ・仕事の質が上がらない
 ・新しい知は生まれない
など様々なマイナス要素があります。
このようなことが起きないよう気をつけず
OUTPUTに対してしっかり仕事をしない人は
 ・組織の成長に対しての責任感が低い、自分勝手な人
ということになります。

大事なのは、仕事の責任がOUTPUTを出す人だけにあることに
かわりがないこと。
育まれる場がないと感じたら、OUTPUTの質を高める場を自分で
作り出したり動いて見つけたりすればいいのです。

それを普通にあたりまえにやっちゃう人がAタイプ、
それが思っていてもできない人がBタイプ
ですね。
最近Cタイプ、Dタイプもあることに気づきました。
本当になーんにもわかってない人Cタイプ
分かっていて、できるのに、あえてやらない人がDタイプ

C、Dタイプがいるとその組織は腐り始めます。

とくにDタイプは腐らせることをあえて善としています。
(本人にとったら、私が正しいと思っていて、組織を変えるつもりで
 貢献しているつもりでいます。
 本音を語らず、コミュニケーションを断絶かコントロールしている時点で、
 その人がどんなに正しいと思っていても組織の中では、Dタイプなんです)

Cタイプには新人に多いのでは。。と思ったら大間違い。
40代でも50代でも、なんと役職者でも、企業経営者でも。。いるんです。

これはセンスの問題もあり、なんとも解決は苦しいですね。
任せる仕事(役割期待)を変えないと組織のパフォーマンスが落ちる
でしょうね。

ここまで書いてでは、
 C->B->Aと人は成長するのか。。
ということの疑問にぶつかります。
そして自律的に成長、モチベートさせる組織とは、どんなところなんでしょう。

今のところ私には分かりません。1ついえるのは、タイプを変えるのはたいへん
苦労するということです。
B->Aは、チャンスを与えて失敗を乗り越えて、成功させるという修羅場の経験で、
勇気や自信が生まれることでタイプ転換ができそうな気がします。
ただ大変ですね。非常に長丁場の試練の人材育成になります。
(要は楽しくないんだな。いつも眉間にしわがありそうな感じ。。)

もともとのセンスや相性をうまく利用してマネージするときほど楽なものは
ありません。本人も活き活き成長しますし、それを見ているほうもワクワク楽しくなります。

このあたりは楽して、楽しんじゃいけないかもしれませんが、でも組織の成果を考えると、
成長の生産性を求めてしまう。悪い大人がここ(私)にいます。。。

みなさんはどう思われますか。

ちなみにこのような話をドンドンなぜ書けるのか?と聞かれます。
それは8年間のNetmanの社長の経験と、最近人材育成マネジメント研究会で
様々な方々と交流したり、CSや理念浸透のコンサルティングの仕事をさせて
もらいいろんな会社を見させてもらっている中で、感じたことを勝手気ままに
書いています。(あくまで、私見ですので、気楽に適当にお読み下さい)

さあ
 東京では、スタンダップが始まったころでしょうか。
 では今日も元気に「いってらっしゃーい」