2007/01/11 (木)
2007/01/11 (木)
次世代の大学教育
晴れ 気温4度 湿度54% AM6:45撮影
おはようございます。今日も富士は真っ白な勇士を魅せてくれていますよ。
なんてすばらしい景色でしょう。
さて
今日は午前中はカンファレンスのマーケの確定、午後は京都にとある先生の大学の授業
見学のツアーにいきます。
このツアーは私たちが企画したものですが、東京の大学の教授教授など総勢8名の
参加になり、Bigイベントとなりました。
ところで今日の日経の広告に、「次代の大学教育を考える」フォーラムの案内が乗っていまし
たが、次世代の大学教育って何が重要なんでしょうね。
世の中の変化は
・18歳人口減少で、全入時代となる
・新しい教育基本法が制定された
・学費がどんどん上がっている
・AO入試など入試の仕方が変わった
・学力の低下が著しい
・国立大学の民間化
・短大の4大化
・裕福な家庭とそうでない家庭の子の学力の差
など上げればきりがありませんね。
産業界の人材ニーズの変化も著しいですし、その視点で、
高等教育の存在価値を、平たく言うと
「自律・協調して市場で食っていける人材の排出」
ですね。ただその役割を全うするには、現在の大学教育では厳しく
大きな曲がり角に来ているのは間違いなさそうですね。
ヨーロッパでは、学費が無料です。そうせざるを得ない状況だそうです。
理由は1966年の国連憲章の理念にそのまま批准しているからなんです。
日本の教育の失敗は、古く1966年(私が生まれた年)の国連憲章に、
批准したとき、無料化の部分だけ保留してしまった点
に原点がある。と、とある先生がおっしゃっていたのを思い出しました。
(ゆとり教育のミスなんかよりずーっと昔に、失敗の原点はあるってこと)
学費を無料にしなければならないのであれば、教育(教える)から学ぶ(教えない)
という大転換がもっと早く進んだでしょうね。
自律して協調する力は、学びからしか生まれないのは、言うまでもありません。
産業界にいる経営者の1人として、高等教育に望むところは、
自分の頭でしっかりものを考えられ、自律して行動できる人を排出してほしい
ということです。
今日はそんなことを考えたり議論しながらこれからの時代を作っていく
先生方とツアーしてきたいと思います
さあ
今日はちょっと早いのでスタンダップに参加してみようと思います。
では今日も元気にいってらっしゃーい