2006/11/28 (火)

2006/11/28 (火)

自分視点から他者視点へ

晴れ 気温16度 湿度79% AM7:30撮影
061128.JPG
おはようございます。今日は天気はいいんですが、昨晩雨を降らせた雲がすーっと
かかってますね。朝日があたった山と雲が幻想的な雰囲気で好きですが。。

さて
 今日は一日I-Villageにいます。来月Openするサイトのディレクション作業をNetwork-erと
 ともに行います。夕方I-Villageでのサイト運営するバイトの面談、夜は、とある企業の合宿
 研修に参加するため逗子に移動します。

今日は、社会人と学生の違いについて語りたいと思います。
パートナーの企業の方の研修の体験会に参加したんですが、そこで言われていた言葉が、
 「自分視点」から「他者視点」へ
です。
 学生レベルの視点は、いつも自分中心。自分がどうなのかを常に考えます。
 社会人の視点は、他の人。自分の動きによって、周りにどう影響するのかを考えます。

ところが、会社に勤めているのに、まだ、自分視点から抜け出せない人がいるのが
問題です。
そのパートナー企業は、新人教育に、マナー研修の前の「道徳」研修として、この視点の
転換の教育をいれることを提案しています。
(なんで企業がここまで教育を。。と考える人が多いでしょう。でもそれが現実です。)

ちょうどその体験会にでた日の朝の出来事がまったくそのことをあらわしていました。

とあるインターンシップ1ヶ月の最終日のN君が朝の朝礼に遅刻してきたのです。
ちゃんとTELで事前に報告あり、電車を乗り過ごしたとのことでした。

汗だくでかけつけた朝礼で、N君が言った言葉が
 「ぼくは最終日に遅刻するなんて恥ずかしいです。」
です。すかさず私から、檄が飛びます。
  (結局、最終日まで教育せなあかん。。それが仕事だから)
 「それってN君のことじゃん。そんなことこっちは関係ないよ。
  それより、最近風邪はやってたんで、N君もとみんなが心配したんだよ。
  そのことに対して一言ないの?」

まさに自分視点のままのN君。私のコーチは、他人視点になれよ。ということですね。
 
昨日、MyCredoの発表会が全社員であったとこの日記に書きました。
ある人が、OurCredoを音読できなかったのです。
(OurCredoを知らないことは、入社前であることを指します。)
そこで、私から、今日は午後から帰るように言い、次日に朝またみんなの前で
発表するようにいいました。
(厳しいですね。でもCredoには魂がこめられるべきですから。。)

この社員は何で、何に、厳しくされたと思っているでしょう。
自分視点でしょうか。他者視点でしょうか。
・音読できなかったことを責められたと考えているでしょうか(自分視点)
それとも、
・個人面談が終わって後半戦が始まる最初の決起大会である朝定例。
全員が、意気揚々と、MyCredoをプレゼンしている、とても気持ちのいい
大事な日です。それが、たった1人の行動によって、会社のマインド全体に
いい影響を及ぼさなかったことを責められたと考えているでしょうか(他者視点)

さあどうなるでしょうね。周りがどうかかわるかがポイントでしょうね。
OurCredoの最後にこのような一文があります。
『よって私たち1人1人は、お互いに興味を持ち、声を掛け合い、
褒め合い、刺激し合い、批判しあい、フィードバックし合う文化を
醸成することに喜びをもって邁進していきます。』

が本気であるか。が問われる日になるでしょうね。

さあ
 今日もどんな日になるでしょうね。まだスタンダップは始まっていないでしょう。
 では今日も元気に「いってらっしゃーい」

P.S.今日引用したパートナー企業の社長が来週本を出します。
 「3年目社員が辞める会社。辞めない会社」
 私の目線と非常に近いはずです。9月に出た似た本はひどいですから。