2006/11/30 (木)
2006/11/30 (木)
OJTだいじょうぶ?
曇り 気温11度 湿度71% AM6:30撮影
おはようございます。今日は残念ながらすっかり曇っています。すっかり気温も下がり、
コートを着ていこうか迷う季節になりましたね。来週は、たぶん着るでしょうね。
静岡県人は寒がりですんで。(ぼく1人かも。。)
さて
今日は午前中は、役員面談を通じて、ビジネス戦略や営業企画作り、
午後は、パートナーの会社に出向き、某企業への提案の詰めに入ります。
そのあとは、会社に戻り、TrustActionの小冊子をどうするかをプログラム開発した
コンサルタントさんとミーティングを行います。
若手のトレーニングについて書くことが多いですが、社会的課題としては、
「社二ート(http://shaneet.com)」で語ったとおりです。
しかしもうスグ、訪れる2007年。より大きい課題は、「技術伝承」がありますね。
今日の日経新聞でも、文部科学省の調査結果で、技術継承に危機感をもっている人
が5割強いることが載っていましたね。
研究開発に限らず、営業ノウハウや、普段の仕事の仕方もビジネスマンの「技術」
するならば、すべての会社の中のパフォーマンス低下に影響を与えているのが
「2007年問題」といえますね。
少し見方を変えると、昔からのやり方のOJT(On-the-Job Training)が崩壊している
という事実も無視できません。
OJTの考え方の根幹は、ドイツのマイスター制度のように、職人がじっくり何年もかけて
若手を育てていくという、教えるほうと教えられるほうの長期の信頼関係に基づている
ことがわかります。
プレイングマネージャが増えたり、社二ートが増えたりしたとき、同じようなOJTのやり方
では、人の育成は困難になってきたと言えるでしょう。
ではどうしたらいいのでしょうか?
私が気づいた、新しいOJTの概念とは、
「自然にお互いの仕事を共有できる状況を作り上げ」
そして
「お互いに本気、本音でフィードバックし合う文化を醸成すること」
です。
要は
『学びの組織』
を作り上げることです。
先生と生徒、先輩と後輩、部長と部下などという関係は、学びという視点では、
まったく意味を成しません。
いつでもお互いに、先生になったり生徒になったりします。お互いのフィードバック
による気づきが一番の成長の源泉になるからです。
私も若い人に気づかされることが多く、自分の成長させてくれているなと感じています。
どうでしょうか?
みなさんの会社ではどのようなOJTが動いていますか?
あれ?そんなこと知らない?現場任せてるから。。
そのこと自体が問題かもしれませんよ(汗;;)
さあ
今日もスタンダップがはじまったようです。4階に上がるとしましょう。
最近スタンダップの前で清掃をみんなでやる姿がまぶしいですね。
では今日も元気に「いってらっしゃーい」